下照姫を御祭神とする創建年代不詳の神社で、現在は博多区祇園町に鎮まる。
下照姫神社
詳細
下照姫神社は住吉神社の摂社で、住吉神社の表参道入口あたり博多区祇園町にある神社です。
現在、住吉神社の摂社となっているのは約1,700年程前の住吉神社の大祭の御縁によるもの。下照姫神社の創建年代は不詳です。
下照姫は赤留比売(アカルヒメ)とも称し、比売許曾(ヒメコソ)神社に祀られていることが多いようです。
コソとは杜のことを意味し、ここ博多の下照姫神社も森の中に鎮座していたと伝えられていることから、かつては比売許曾神社と呼ばれていたのかもしれません。
下照姫神社の御由緒には「此の宮は現在の近接吉聖の森に鎮座し大小の祭礼盛大に行なわれし」とあり、古くは現在の博多もしくは福岡の地において篤い信仰を集め敬恭された神社であることは間違いないでしょう。
杜と共にある比売許曾(ヒメコソ)神社。古地図を観ると住吉神社側の杜は現在の天神あたりにのみあったようです。少なくともかつての鎮座地は現在の場所ではなかったようです。
福岡県水汲み場 名水・湧水お水取り・祐気取りスポット一覧
福岡県の名水・湧水お水取り・祐気取りスポットの市町村別の一覧です。
アクセス
場所:福岡県福岡市博多区祇園町
JR「博多駅」下車、徒歩10分
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