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九星気学講座

吉凶の良悪

九気そのものによって、気と気、人と人、物と物の間に吉凶が生じるという考え方は誤りです。

人は本命によって、その天運の基礎としますが、この本命相互の間に吉凶が生じるというのは誤った考え方です。従って、その本命によって人と人との相性は生じない、すなわち九星気学による相性は存在しません。あるのは、その人 の持つ天運すなわち宿命によるもののみです。

天運の差異

人の天運のには無数の差異があります。

気学では、人の天運を九種の本命に分け、それぞれの天運を説明しています。しかし、同一の本命でも、干支、月命、後天運、先天運、両親の天運などにより天運のあり方は異なり、その差異は無数に存在します。すなわち、人の天運には無数の差異が存在するということです。

祐気撰用とは

祐気撰用とは、大自然の運行に近づこうとする方法のことです。

人の宿命は人の行為の果ではなく、人の行為が人の宿命の果となります。すなわち、先天的な宿命の為す作用に左右され、様々な業を為していますが、これは大自然の不理気の作用です。
宿命の成るがままに生きることは大自然の運行を悟らないためであり、人の生活はこの大自然の運行と軌を一致させていこうと努力する時に納得の行く人生、すなわち各自の本命の使命を全うすることができます。
この大自然の運行に近づこうとする方法こそが、気学が言うところの祐気撰用のことです。

自彊修斉

自身の本命の尊貴を知り、自身の本命の活力を発展されるときに人は納得のできる人生を歩むことができます。

自彊心とは、先天の八白、すなわち乾方の作用です。乾方、もしくは六白金気の祐気が深ければ自彊心が強くなり、祐気生活が着実に実践できるようになります。従って、まずは乾方もしくは六白金気の祐気を撰用することが望ましいことです。
自彊心が強くなることにより、祐気の軌に入ることを得軌と言います。この得軌が人の運命を順運に導く第一歩であり、その軌を進めることを修斉と言います。
自彊修斉とは、気学の実践する人の格言とすべきものです。
自彊修斉により、健、和、忙、栄の軌を歩み、人は自身の本命の尊貴を知り、自身の本命の活力を発展されるときに人は納得のできる人生を歩むことができます。

安心立命

安心立命とは自彊修斉の果であり、天を知り、天に従う者にのみ与えられる幸恵です。

「天運」は坤方、二黒土気の祐気であり、「運命」は乾方、六白金気の祐気です。すなわち、与えられる天運は坤方の天運、自ら獲得する天運は乾方の天運です。自彊心強き者は信仰心強く、修斉実行者は悟りの生活に入ります。
安心立命とは自彊修斉の果であり、天を知り、天に従う者にのみ与えられる幸恵です。自彊修斉に入る近道が気学であり、また同時に安心立命への近道でもあります。





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